せっぱり。

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本州北部のカラフトマスを憂いながら釣る 2

 先日の釣行は、出だしこそツマズイタものの、後は絵に描いたように上手くいった。

 2匹の魚で「今年は満足」。

 もう行くつもりは無かった。

アップ

 ところが、人の事をアラビアン呼ばわりする奴さんからお誘いが。

 思えばこの方と出会ったのは、まさにこの魚を狙ってこの川に来た時。

 今では釣り以外でも普通に遊んで戴いている。

 云わば二人のメモリアルリバー

 …オエー

 今回も、クドイ事を織り交ぜながらの釣行記。

 クドイ事、それを織り交ぜないのであれば、この魚の釣行記は書く意味が無い。

爬虫類

 「とっとと良い魚釣って、とっとと寝よう」

 そう言って釣りを始めた。

 俺は釣りに来る前に虫獲りをしていて、寝ていないのだ

 二人で川を遡行し、結構大規模な群れの所で狙い始めた。

 良い型の魚が1匹居て、ソレを狙ったら1投目で食ったが外れた。 

 …背後から獣のような視線を感じるぞ

 今日の相方の前でミスは禁物だ…

 それからその魚に粘着する。

 展開がこの間と似ている気が…

 その群れは産卵活動に入っていて喧嘩が頻繁に起きていた。

 何度かその魚をスレで釣ってしまった…

 結構ショックだ。ここ数年、スレたこの魚を「釣り上げなきゃならない状態」を経験していなかった。

 もうスレる訳はないだろ、と思ってたんだよ…

 スレで上げた魚はデカかった。

 幾らこの釣りには付物だとしても、スレは「下手糞の証」であり、それがデカイというのは「そんなにデカイ対象物のスレを回避出来なかった、一流の下手糞の証」だ。勿論写真など撮っちゃ居ない。

 速やかに、見つからないように流れへ戻す。

 「見ーてーたーよー」と後ろから声が掛かるのだが…

 凹むわー。思いっきり見られてんじゃん…


 これでも俺はシングルフックなのだ。

 これがトリプルフックであったら、どれほどスレが増えるか。

 想像できるでしょ。

 俺と同じ「一流の下手糞」、かなり居るんじゃないか?

 相方がこの間会った釣り人は、「スレたよー」と、ニコニコして釣ってたらしい。

 そんなのはもう話にならない…

 スレを回避するつもりはあるのか?それで良いのか?

 スレで掛けた魚がどれほど体力を消耗するか。もしそれが♀だったらどうなるか。

sure
              恐らくトリプルフックによる傷…どう思う?


 
 …結局その魚を釣り上げる事は出来なかった。


 まぁ、他にも魚は居るから楽しませて貰おう。


 違う流れでやっと釣った。

 そこからはそれなりに。フツーに釣れる。

kara_01
             小振りだけど、サイズに拘る釣りでも無い

 
 「ありがたいなー」


 年寄りみたいだが、素直にそう思う。

 相方と二人で釣りをしても、魚はまだ居る。

 二人とも満足行く位は釣れるのだ。ガツガツしなくても。

 こんなに良い魚が、身近に「フツーに」帰って来る。

 それがこの地域の「当たり前」。

kara_02
                     まだ当たり前?

 しかし、近年、この当たり前が脅かされつつある。

 昨年の酷さは…

 もうこの川、ダメなんじゃないか?本気で思った。

 その答えは来年帰って来る魚で分かるが。

 今年も、「ちゃんと帰って来るだろうか?」心配だった。

 「当たり前」を心配するようになったのだ。

 もし、フツーに帰って来る事が無くなったら。

 それでも釣り人は釣るだろう。

 その行く先は。

 この釣りの最中に必ずこんな事を考えてます。

kara_06
            憂うのはこの魚に限った事じゃない。他の魚も…

 毎年この時期にフツーに釣りたい。そう思うなら。

 ♀はシーズン最初に1本釣ったら後は狙わない。

 出来れば最初から♀を狙わない方が良いんだろうけど。

 ♀の方が釣り易いから、食わないようにかわしながらスレないように♂を釣る。

 意外と流れを読む力、ルアーのコントロールを養う良い経験になるよ。



 大抵の釣り人がリリースしてくれているようだ。

 「魚を痛めつける遊び」が釣りだけど、産卵を控えた魚だからリリースは徹底して欲しいものだ。

 一部に居る、お持ち帰りの方。

 持って帰って筋子食ってんじゃねーよ。

 増殖してる、鮭の筋子買えば幾らでも食えるんじゃねーの?

 俺は、そう思う。



 幸か不幸か、今年はそれなりに帰ってきてくれていた。

 不幸だったのは、釣り人の圧に耐えうる位帰ってきちゃった事。

 もし今年少なかったら、「だから少し考えろよ」的な事を発言しても説得力がある。

 「いっそ居なかった方が」皆が考える良い機会になったのにな…

 不謹慎な発言か。


 今年初めて釣った人も居た筈。

 今までやってなかった釣り人が、この魚の群れを見たら、「居るなー」と思う筈だ。

 しかし、結構帰ってきた今年でさえ、10数年前の半分も居ない。

 10数年後には今年の半分も居ない。そんな可能性も。

 尤も、俺個人は「そんなに持たない」と思ってますが。

 きっと、減る一方だ。

 一発の台風や、心無い釣り人次第で、生息数が激変する程脆弱な環境。
 
kara_03
             最後の役目を全うして欲しいものだ


 今釣行中、何度か産卵シーンに遭遇。

 産卵床(ホリとも呼ぶ)は掘られて周囲より明るく見えるから直ぐ分かる。

 意外と浅い所にもあるから、注意して歩いて欲しい。

 出来れば、産卵床とその下流は踏まないで下さい。

 というか、この釣りを楽しんでる釣り人にとっては「義務」だと思う。

kara_04
                産卵床は岸近くに造られる事も多い
 
 ♀の後ろでS字を描いて定位していた♂が、♀に並んで尻鰭を沈める。と同時に他の♂も飛び込んできた。

 一瞬の産卵。♀が砂礫をかけ…と思いきや。

 何処に居たの?て位物凄い数のヤマメが突っ込んできた。

 産卵床に頭を突っ込んで産み付けられた卵を捕食していた。

 多分、この瞬間にもう、殆ど食われちゃうんだろうな…

 本州でこの魚の産卵シーンは初めて見た気がする。

 流域の至る所に産卵床があった。


 気が付けば、「とっとと釣って、寝る」筈が、結構な時間。

 数年振りに、憂いより楽しさが上回ったこの魚狙いの釣り。

 本来そうあるべきだよな。


 クドイ事、場合によっては「上から目線的」な事を書いてしまいました。

 でもホンの少し考え、行動する事で、この釣りの寿命を飛躍的に延ばせる。そう思いませんか?

 俺はこれからも毎年この魚を釣りたい。

setlist: METALLICA / KILL 'EM ALL
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  1. 2009/08/01(土) 00:00:00|
  2. 遡上魚/降海魚09
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